個人型確定拠出年金の勧め(2)

確定拠出年金は企業型、個人型と分けることが可能ですが、両制度とも税制優遇は共通しています。

掛金の拠出時、運用時、年金の受け取り時の3段階で税制優遇がありますが、まず掛金の拠出時について説明します。

確定拠出年金の掛金は所得控除の対象になります。

仮に月2万円を掛金として拠出すると年間24万円です。所得税率が20%の方は4万8千円、住民税10%で2万4千円の節税になります。(単純計算ですので正確な数値ではないです。)

個人型確定拠出年金は金融機関などに支払う手数料が安くないため、なかなか運用益が増えないデメリットもありますが、所得控除による節税効果で十分、元が取れる計算になります

尚、後ほど詳細に説明しますが、個人型確定拠出年金加入の自営業、フリーランスの方は毎月6万8千円まで拠出が可能です。毎月の拠出額が上がればそれだけ所得控除の額も増え、大幅な節税効果が見込めます。

次は運用時の税制メリットについてです。

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