2011年に入り、日本株が見直されているため証券会社も活気を少し戻してきているようですが、以前、経営状態の厳しい証券会社があるようです。もし、証券会社が破綻した場合、その証券会社から購入した株式や投資信託はどうなってしまうのでしょうか?

まず、株式ですが、購入した株式の株券を証券会社が保管しているわけではなく、証券保管振替機構(ほふり)という場所に分別されてデータとして管理されています。従って証券会社が破綻しても株式がパーになるということはありません。

次に投資信託ですが、これも信託財産が分別管理されています。投資信託という商品は、販売会社(銀行、証券会社など)、委託会社(運用会社)、受託会社(信託銀行)と役割が分かれていますが、仮に上記の3つの会社が破綻しても投資信託は分別管理されているので投資資金が戻ってこないということはありません。

なお、現金などを証券会社に預けてある場合も、証券会社は顧客の資産を分別して管理することが金融商品取引法等で決められています。証券会社によっては預けた現金はすべてMRF(一種の投資信託)に一端、入れる会社も多いようです。(投信も分別管理されているのは上記の通りです。)

従って証券会社が万が一、破綻しても資産が戻ってこないという事態は起こらない仕組みになっています。これは大手証券会社もインターネット専業証券も同じです。