現在、多くの投資家が外国へ投資をしています。国内に投資をする金融商品より有利な利回りを提示する金融商品も多いからです。しかし、為替のリスクをしっかり把握しないと痛い目に遭います。ここで為替リスクをおさらいしみましょう。

例えば海外に投資をする金融商品で利回りが5%の商品があっても為替次第でその利回りは増減します。

投資通貨に対して円高が進むと最悪の場合、損失を被るケースもあります。一方、円安に進むと為替利益が利回りに追加され投資パフォーマンスが向上します。

為替リスクをヘッジするという方法もありますが、為替リスクは避けられるものの、受け取れる収益も低下します。

最近は利回りが10%近い外国債券の広告をよく見かけます。もし、こうした商品に興味をお持ちなら「為替がいくら円高になったら投資資金がマイナスになるのか」という為替の損益ラインを必ず確認してください。(営業マンから当然、説明があると思いますが。)

利率が高ければ円高になっても利益が出るケースもあります。(利率と為替のバランス次第)

現在の為替水準は円高であると判断し、今後の日本の財政状況を考慮して円安が進むと予想される方が多数派だと思います。確かに中長期的には円安に進むでしょうが、今後、短期的は円高が進む可能性もないとは言えません。

過去、数年間、円高が進行するたびに「今が海外投資のチャンス」と言われ多くの投資家が為替リスクを取ってきました。しかし、一層の円高が進んでいるのが現実です。

1ドル80円を割って、今がチャンスと言う声がまたまた聞こえてきます。金融機関は、商品を買ってもらうために過去に何度も同じ事を言っていたことは覚えておくべきです。

仮に今後、円高になった時に損切りをするか、その後、一転し円安が進行するまで辛抱強く待つかは投資家それぞれの投資ポリシーにより変わると思います。

※上記の記事はドル円を念頭に書いています。通貨によっては円安が進み、利益が出ているものもあります。