つい最近までブラジルへ投資する方は増加していました。また一昔はその投資熱の対象が中国だった時もあります。いずれもオリンピックなどのイベントがあるから成長するという理屈によるものです。ただ、現実の相場はそう単純ではなく中国やブラジルへの投資で最終的に儲けた方はそう多くないようです。ここで投資リスクの一つであるカントリーリスクについて確認しておきましょう。

カントリーリスクとは、投資先の国が持つリスクです。例えばその国で革命などが起き政治が混乱すると集まった資金が逃げ出し相場が暴落することもあります。

民主主義が長く根付いており、政治情勢も安定している国や、社会システムが整っており宗教問題も余り起きないような国はカントリーリスクが低いと言えるかもしれません。

新興国へ投資する際には、このカントリーリスクを重視する必要があります。

もっとも重視したところで回避できる保証もありません。またカントリーリスクの高い国の方が成長率が高いという例もあります。

そのため新興国への投資をする際には投資対象国を分散化させることです。冒頭の例のように中国だけブラジルだけなどのように1国への集中投資は控えるべきです。

現在は様々な新興国へ分散投資できる低コストのインデックスファンドがどんどん誕生してきています。カントリーリスクが特に目立つ新興国への投資をお考えなら、そうしたインデックスファンドを購入してリスクを分散させることをお勧めします。