最近、投資信託の保有期間が短くなりつつあるようです。その一因として外国債などで運用して毎月分配を出す新商品などが続々と誕生しており、それを銀行や証券の営業員が勧めているからだと思われます。

一見、今保有している投資信託より多くの分配金を出す投資信託が発売されて勧められても、すぐに飛びつくことは危険です。それは、販売手数料分、損をするからです。

仮に、年間に数%の分配金がもらえても、その投資信託を購入する際に3%の販売手数料を取られているわけです。(ノーロードを除く。)仮に半年、3ヶ月など保有期間が短期になればなるほど分配金は販売手数料で消えてしまいます。商品とケースによっては赤字になるケースも出てきます。

銀行や証券の営業員としては、次々に新商品を勧めてきます。しかし、これは新商品の内容が優れているから勧めているのではありません。販売手数料が金融機関(販売会社)の大きな収入源だからです。

つまり、新商品を勧めて投資信託を頻繁に買い換えてくれた方が、金融機関(販売会社)は儲かるのです。見方を変えればその分、投資家は損をするということです。

投資信託の買換えを勧められたら、販売手数料と今までに受け取った分配金、これから受け取る分配金、基準価格をよく確認して判断してください。